【中障協会長・企画調整部会長から、障害者施策推進本部長に意見文書】
この七月の部会で、中障協委員の方々からの強い要望があって、会長および企画調整部会長の名前で
・欠格条項ができるかぎり廃止される方向で積極的に検討
・障害者及び障害者関係団体の意見を十分に聞いて見直しを行なう
という二点が文書で政府障害者施策推進本部長に対して要請されました。
以下、全文です。
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平成11年7月22日
障害者施策推進本部長
内閣総理大臣
小渕恵三 殿
中央障害者施策推進協議会
会長 江草安彦
企画調整部会長 山下眞臣
「障害者に係る欠格条項の見直しについて(案)」に対する意見
障害者施策推進本部において決定予定の「障害者に係る欠格条項の見直しについて(案)」について、企画調整部会において審議し、同部会の意見として下記の事項をとりまとめたので、政府の関係各省庁における見直しの実施に当たり十分配慮するよう要請する。
記
1.障害者に係る欠格条項は、政府の策定した「障害者対策に関する新長期計画」
にあるとおり、障害者の社会参加を不当に阻む要因となる恐れの強いものであることに鑑み、障害者施策推進本部の決定に基づく見直しに当たっては、障害者に係る欠格条項ができる限り廃止される方向で積極的に検討すること。
2.見直しに当たっては、関係各省庁は障害者及び障害者関係団体の意見を十分に聞いて行なうこと。
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